sawa-lifeのブログ

アラカンサワちゃんのお金の話

読書の話

嗤う淑女

嗤う淑女シリーズ3冊、続けて読みました。 なかなか面白かったです。 ちょっと無茶苦茶感もありましたが・・・娯楽としてはおすすめです。 嗤う淑女 (実業之日本社文庫) 作者:中山 七里 実業之日本社 Amazon 徹夜確実! 女神なのか、悪魔なのか――最恐悪女度n…

セカンドライフ

「夫を殺したい」と、思ったことがありますか? 二十三年前に殺された父。母が殺人依頼したのかも……(「見知らぬ乗客」)。熟年離婚で手に入れたこの自由は手放したくない(「セカンドライフ」)。老後と呼ぶには若すぎる、寿命が延びた現代社会において第二…

護られなかった者たちへ

中山七里(ナカヤマシチリ)著の『護られなかった者たちへ』を読みました。 “護られるべき者"とは誰なのか、社会福祉制度のあり方について、考えさせられる内容でした。 映画化もされていたので、動画も見ました。結末が分かっていたので、終盤の盛り上がりに…

条川署クロニクルシリーズ

福澤 徹三(著)の条川署クロニクルシリーズにはまってしまいました。 読む順番があるようで、読書メモとして残しておきます。 ① 県警捜査四課のエースだった片桐誠一は、情報漏洩の疑いで左遷された。十年後、濡れ衣を晴らす機会が訪れるが、上司から拳銃のや…

おばさん→オーバー・ザ・サン

最近、Amazon Musicでポッドキャストを楽しんでいます。 ポッドキャストは、ラジオのように各番組が定期的に配信しているエピソードを聴けるもので、寝る前に聴いています。 お気に入りは、『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』(TBSラジオ)です…

群青の魚 条川署クロニクル

特養老人ホーム「敬徳苑」で入所者が何者かに殺害された。第一発見者で介護員の清水穂香はストーカー被害に悩んでいた。現場に臨場した交番巡査の武藤大輔は穂香の相談に乗り、ストーカーの正体を暴こうとする。新米刑事の風間志郎は未解決事件の捜査をきっ…

たまにはシリアスな映画を観よう

今日は勤労感謝の日でお休み。 たまにはシリアスな映画でもと、 Amazonプライムで映画『星の子』を視聴しました。 星の子 芦田愛菜 Amazon 大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治し…

あひる

内容(「BOOK」データベースより)あひるを飼い始めてから子供がうちによく遊びにくるようになった。あひるの名前はのりたまといって、前に飼っていた人が付けたので、名前の由来をわたしは知らない―。わたしの生活に入り込んできたあひると子供たち。だがあ…

殺した夫が帰ってきました

すごいタイトルですよね。 でも、ゾンビの話ではありません。 記憶をなくし帰ってきた、殺したはずの暴力夫。謎めいた正体と過去の愛と罪を追う、著者新境地のサスペンスミステリー。 謎が気になって、一気に読んでしまいました。 後半になって、やっと謎が…

霊媒探偵・城塚翡翠

清原果耶さん主演のドラマを観ていて、既視感が・・・ そういえば原作を読んでいました。 この宣伝文句↓・・・ミステリー好きの人は読んでしまいますよね。 ★★★★★ミステリランキング5冠!★第20回本格ミステリ大賞受賞★このミステリーがすごい! 1位★本格ミス…

「バック・ステージ (角川文庫)」

バック・ステージ (角川文庫) 作者:芦沢 央 KADOKAWA Amazon 新入社員の松尾は忘れ物で戻った夜の会社で、先輩社員の康子がパワハラ上司の不正証拠を探す場面に遭遇。そのまま巻き込まれる形で、片棒を担がされることになる。翌日、中野の劇場では松尾たちの…

終わった人

終わった人 (講談社文庫) 作者:内館牧子 講談社 Amazon 大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか…

手の中の天秤 (PHP文芸文庫)

執行猶予期間が終わった時、加害者の生活態度や反省状況をチェックして、刑務所に入れるかどうかを被害者や遺族自身が決めることができたとしたら? それを実現する「執行猶予被害者・遺族預かり制度」が施行された社会。 重い内容の話かと思いきや、先輩チ…

「ウィザードグラス (双葉文庫)」

読書メモです。 「ウィザードグラス」とは、他人の検索履歴を見ることができるAR機器。 ネット社会の現在、ありえない話ではないと思いながら、読みました。 ウィザードグラス (双葉文庫) 作者:根本聡一郎 双葉社 Amazon 先に読んでいた「プロパガンダゲー…

「私のことはほっといてください」

最近読んだ本の紹介です。 寝る前の読書にちょうど良い脱力エッセイ。とにかく著者の発想力がすごいです。クスっと笑って、リラックスして眠りにつけます。 私のことはほっといてください (PHP文芸文庫) 作者:北大路 公子 PHP研究所 Amazon